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la coiffe

coiffe(コアフ)は、フランスのノルマンディー、ブルターニュ、
アルザス、プロバンスなどの地方に見られる女性の被りもの。

街ごと異なるというその独特の形状にも魅かれますが、
そこに用いられているレースの美しさにも目を奪われます。


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針供養のこと

ハンドメイド布バッグ屋 ::: shiroi mokuren の庭  :::


今日、2月8日は「針供養」の日。

永年休まずに使ってきた針をその日に限って休ませ、

折れた古針を供養する行事で、

女性に縁の深い淡島神社で行われるのだそうです。

地域によって、2月8日に行うところと、12月8日に行うところ、

その両日に行うところがあるようです。


普段は硬いものばかり刺している、というので、

古針を、豆腐や蒟蒻、餅などやわらかいものに刺して、

神社で供養したり、川へ流したりするのだとか…。


かつて、和歌山は加太の淡嶋神社を訪れた際、

針供養の後に針が納められる

「針塚」があったことを思い出します。




毎日使う針を休め、供養する日。

その針供養の日が、2月8日、12月8日であるのは、

2月8日を事始め、12月8日を事納めとして、

それぞれ、農耕を始め、終わる日であった

ということと関連するようですが、

このように、いわば一年の「節目」にあたる日に、

日常の針仕事の手をとめて、

針を休ませる行事が営まれてきたということから、

女性にとって針仕事がいかに身近なものであったか、

そして針は、単なる「モノ」ではなく、

日常的に使う大切な仕事道具であったということがうかがえます。


毎日使っているものほど、「ありがたみ」が見えにくくなるものですが、

こういう日のあることで、日常的な連鎖をいったん断ち切って

道具たちと向き合うことができるのですね、きっと。


だんだんハレとケの区別が曖昧になってきている現代ですが、

こういったハレの日があるからこそ、ケが成り立っていて、

それと同時に、ケがあるからこそ、ハレがある、

というこの切っても切れない関係を、

改めて思わずにはいられません。

プロフィール

shiroi mokuren

Author:shiroi mokuren


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上質なリネンやコットン、ウールなどの生地に、繊細なアンティークレースや表情豊かなファブリック…。
これらの素材を用いて、複数の布やレースが 組み合わされたときに生まれる世界観を大切にしながら、アンティーク/ロマンティック/シックなもの、肌触りや風合いのよいもの、身体にやさしく馴染むもの…をコンセプトに、ミシンと手縫いにより、バッグやポーチ、布雑貨を、ひとつひとつ丁寧に制作しています。



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